瑞浪ロータリークラブ

ホーム » クラブ紹介

クラブ紹介

banner
瑞浪ロータリークラブは、昭和35年(1959年)5月13日に岐阜県瑞浪市で設立された地域社会奉仕団体です。国際的なロータリー活動の一環として、地域の発展と福祉増進を目指し、ビジネスや社会のリーダーが専門知識とリーダーシップを活かし、清掃、教育支援、青少年育成など幅広い職業奉仕活動を行っています。メンバー間の親睦も重視し、それぞれの専門性と情熱を活かして持続可能な社会貢献を目指しています。同時に、クラブは地域社会におけるメンバーの安らぎの場でもあります。

【クラブバナー】
陶磁器の生産地で海外輸出も盛んであった為、紺碧の大海を超えて輸出されるところを図案化。ピンクの文字は世界各国との親睦・融和を表現している。
2024-2025president
今年度のRI会長ステファニー・アーチック氏は、年度テーマを「ロータリーのマジック」とし、ロータリーの行動計画が未来への活力となる鍵であることを念頭に、50年間変わらなかった活動計画であれば、それを見直す時が来たとの考えを表明しています。 また、「行動計画はクラブの強みと弱み、改善点を特定する上で役立つものであり、クラブや地区が長年変わっていないからといって、誰も変化を望んでいないわけではありません。」と述べています。

2630地区ガバナー亀井喜久雄氏は、「地域にインパクトを」を地区方針テーマに掲げ、世界と地域は繋がっていて、世界で起こるマジックは地域でも起こるとして、ロータリーをより時代に即した意義あるものに変化させていきましょうと呼びかけています。

今年度、瑞浪ロータリークラブは創立65周年を迎えます。私たちは、長年にわたり先輩方が築いてきた豊かな歴史と伝統を尊重し、それに見合う活動を続けていきます。本年は、これまでの成果を基に、一つ一つの活動を丁寧に実施する節目の年と位置づけています。クラブの基本である例会の充実に引き続き注力するとともに、クラブの年間テーマを「スマートロータリー」として、活動を展開していきます。 過去数年間はコロナ禍の影響で、例会設営や各種行事の運営に工夫が必要とされましたが、クラブはその困難を乗り越え、ほぼコロナ前の活動レベルを維持しています。また、5類感染症に移行してから1年以上が経過し、この期間中、私たちは変化に柔軟に対応しながら、「継承」「革新」「回帰」のバランスを取りながら進めてきました。この経験は、私たちのロータリー活動においても、私生活においても大いに役立っています。 執行部一同は、時代の変化に適応しながらも、伝統的な手法を大切にし、クラブ活動と運営を分かりやすく効果的に進めることを心掛けていきます。

65周年記念事業につきましては、南波利美実行委員長のもと、今回は対外的に発信というよりは、会員及びその家族が一同に会し、周年を記念して皆が揃ってお祝いできる、そんな機会を設営させていただく予定です。この心地よい企画を中心に当記念事業が展開され、そこに皆様が笑顔いっぱいでご参加されるのを期待いたしております。

会員の皆様には一年間、大変お世話になります。何卒ご理解の上、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

クラブの歩み

創立…昭和35年・1960年

瑞浪ロータリークラブは、町村合併による新しい市の誕生(昭和29年・1954年)直後の時期に岐阜県下8番目のクラブとして発足しました。1960年5月13日に多治見ロータリークラブのスポンサークラブとして仮クラブを創立し、この日に定款や細則が決定され、例会場も瑞浪商工会館に定められました。創立時のチャーターメンバーは29名でした。

1960年6月24日には正式に国際ロータリーに加盟され、同年11月5日には国際ロータリー加盟承認状の伝達式が行われました。初回の例会は同年5月13日に開催され、翌年の1961年3月31日には初めてのクラブニュースレター「ウィークリー第1号」が発行されました。

設立直後の瑞浪ロータリークラブは新しいクラブとして、他クラブの活動状況を学びながら、積極的にメンバーの増強に努め、各種のロータリーの大会にも参加しました。この時期の努力と情熱が、クラブの基盤を築く礎となりました。

1963年には瑞浪ロータリークラブは結成3周年を迎え、その記念として瑞浪市に救急車1台を寄贈しました。さらに1965年1月8日には瑞浪商工会議所が成立し、これを機にクラブの例会場が商工会議所に定められました。
10周年記念…昭和45年・1970年~

昭和45年5月13日、瑞浪ロータリークラブは十周年記念式典を瑞浪高原ゴルフ場で盛大に実施しました。式典には合計102名が参加し、岐阜県内のロータリークラブ会長17名、ロータリアン関係者10名、一般来賓17名などが出席しました。記念事業として、救急車の寄贈や桜の苗木を市観光協会、教育委員会、明智町への寄贈が行われました。また、記念事業の一環として、瑞浪市内在住者および勤務者を対象とした論文募集(一般の部と中学生の部)を実施し、入選者には賞金や記念品が贈呈されました。さらに、創立10周年記念式典の総まとめとして、記念誌も発刊されました。
この年度の瑞浪ロータリークラブの会員数は54名でした。
昭和52年・1977年

昭和52年12月23日、中華民国の竹南扶輪社と瑞浪ロータリークラブは姉妹クラブとしての提携を締結しました。その後、昭和54年11月5日には竹南扶輪社が瑞浪市を訪れ、2回目の調印式が行われました。この提携の下、両クラブは相互に訪問を重ね、定期的に調印式を行ってきました。
平成17年5月13日、瑞浪ロータリークラブは45周年記念式典を開催し、竹南扶輪社の皆様とともに瑞浪商工会議所前に記念植樹を行いました。この式典は、長年にわたる友好と協力の証であり、両クラブの結びつきの深さを示す重要な行事でした。現在も両クラブの姉妹提携は継続しており、令和2年5月24日には第18次の調印式が書面交換にて行われました。この提携は両地域の文化交流や社会貢献活動の促進に寄与し、両クラブのメンバーにとっても意義深いものとなっています。
20周年記念…昭和55年・1980年~

昭和55年5月16日、瑞浪市明世町の東濃高砂殿で、瑞浪ロータリークラブは国際ロータリークラブ75周年と自身の20周年を記念する式典を開催しました。この記念すべき年において、以下の5つの記念事業を実施しました。まず、ロータリー財団に寄付を行い、国際的な支援活動に貢献しました。次に、瑞浪陶磁資料館に陶壁を寄贈し、地域文化の保護と普及に寄与しました。また、瑞浪市内の15校の小中学校、明智中学校、瑞浪駅に姿見鏡を設置し、地域の安全と利便性を向上させました。さらに、映画「母の基標」を市教育委員会に寄贈し、文化交流と教育支援を促進しました。最後に、全国少年柔道錬成大会において優勝旗を寄贈し、若手スポーツ選手の成長と競技の振興に寄与しました。
この年度の瑞浪ロータリークラブの会員数は61名でした。
30周年記念…平成2年・1990年~

平成2年5月13日、瑞浪ロータリークラブは国際ロータリークラブ85周年と自身の30周年を記念する式典を開催しました。この記念の年に、クラブは瑞浪市に救急車1台を贈呈し、さらに開所間もない特別養護老人ホーム「みずなみ陶生苑」に金一封を贈呈しました。
また初代会長である曽根昇三氏は、「私はロータリークラブは心のやすらぎを得る場所であると信じておりますので、あまり難しい考えはしないで楽しく運営して頂きたいものと希望しています。」と“ロータリークラブ30年”の回顧の中でその思いを綴りました。この言葉は、クラブが持続的な奉仕と地域社会の支援に集中し、同時にメンバーが活動を楽しむことを念頭に置いていることを示しています。
この年度の瑞浪ロータリークラブの会員数は65名でした。
40周年記念…平成12年・2000年~

平成12年5月13日、瑞浪市総合文化センター内の文化ホールで、瑞浪ロータリークラブは国際ロータリークラブ95周年と自身の40周年を記念する式典を開催しました。同時に、竹南扶輪社との姉妹締結を継続する第10回の調印式も行われました。記念事業としては、柿沼伸美・朋子夫妻によるソプラノとバリトンの調べのコンサートや、瑞浪の伝統、歴史、文化、芸能を紹介する表彰式などが実施されました。
この年度の瑞浪ロータリークラブの会員数は57名でした。
50周年記念…平成22年・2010年~

平成22年4月25日、瑞浪市にある美濃歌舞伎博物館 相生座にて、瑞浪ロータリークラブは50周年記念式典と共に竹南扶輪社と第14次姉妹提携の調印式を開催しました。記念事業としては、瑞浪市出身の彫刻家 天野裕夫氏の「象二塔」を瑞浪市に寄贈、市内の小中学校14校及び瑞浪市役所ロビーに等身大の姿見「心の鏡」を寄贈しました。
この年度の瑞浪ロータリークラブの会員数は51名でした。
60周年記念…令和2年・2020年~

令和2年10月8日、瑞浪商工会議所2階大ホールで、瑞浪ロータリークラブは60周年記念式典を開催しました。新型コロナ感染症の拡大により、記念講演会は中止となり、当初予定の5月から10月に延期されました。式典では、対面を避けた配置や時間分散での会食など、当時の状況を考慮した対策が実施されました。
記念事業として、5月の一斉登校開始直前に新型コロナ感染症緊急対策として非接触式電子体温計100台を緊急調達し、瑞浪市に寄贈しました。また、職業奉仕と教育を柱とする地域貢献を目的とする60周年記念基金も設立されました。
この年度の瑞浪ロータリークラブの会員数は56名でした。

これらの出来事は、瑞浪ロータリークラブが設立当初から積極的に地域社会に貢献し、成長を遂げてきた歴史を物語っています。